10月1日~2日にかけて開催した「土中環境から始める杜づくり」施工会。
今回の施行会では、斜面への谷掘りや小さめのマウンドづくり、1年前に造ったマウンドをよりよくするための造作などを通して、約900本の苗木を植えました!
斜面への谷掘りは、雨水が土中にしっかり染み込み土地が呼吸しやすくなるように。沢山掘った谷筋には炭・燻炭を撒き、竹杭と落ち葉や刈り草などの有機物でしがらを作りました。
また、土地のヘリに連続する小さなマウンドをたくさん造りました。
昨年作った大きなマウンドでは、マウンドの土手を補強するのに枯れ枝などを使いましたが、小さなマウンドでは刈り草や石、表土ブロック(草の根と土の塊)など身近な物を使い、ご家庭などでも実践しやすいなと感じました。
昨年度造ったマウンドに対しては、マウンドがより呼吸しやすくなるよう谷状に切り崩したり、マウンド脇に竪穴を掘ったり。
既存のマウンドに隣接する新たなマウンド造りも行いました。
マウンド脇の竪穴を掘ってみて、マウンドの周りの土地の状態が昨年よりも柔らかく良い状態になっていることを実感した、嬉しい瞬間でもありました。
この1年だけで、長塩谷地区の風景がどれほど豊かになったことでしょう…!
参加して下さった皆様、地球守のみなさん、苗木を寄贈して下さった進和学園いのちの森づくり友の会様、関わってくださったすべての方々。
改めまして、本当にありがとうございます!!
この場所と共に、私たちもしっかり成長していきたいと、改めて思います。
■本施行会開催にあたり、「社会福祉法人進和学園 いのちの森づくり友の会」より苗木を寄贈いただきました。
■一緒に杜づくりしませんか?きたかみ園藝部員募集中!
写真撮影:宮澤俊治 @miyazawa_shunji
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